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八ヶ岳では11月中旬以降は0℃以下になることも
11月中旬に入って急に気温も下がってきましたね。最低気温が氷点下になる日も出てきました。この頃になると気をつけないといけないのが水道の水抜きです。
都市部で暮らす人にはあまりなじみのない言葉かもしれません。でも水抜きを忘れると大変なことになってしまうので注意が必要です。
別荘利用(不在の期間がある)の場合は特に水抜きは忘れずに
水抜きは水道管凍結を防ぐための大事な作業。定住していれば毎日水道は使うのでそこまで凍結リスクは高くありません。ですが別荘利用の(不在の期間がある)人には重要です。数日以上の不在期間があるならば忘れずに水抜きをしましょう。
もちろん定住していても数日以上家を空けるならば水抜きは欠かせません
0℃以下になりそうな時は別荘の水抜きを忘れずに
そもそも水抜きってどんなこと?なにをすればいいの?
水抜きとは水道の元栓を閉めて家の中の水道管から水をなくす(水を抜く)ことです。家を数日空ける時に行います。手順を説明しますね。
こんな感じで屋外に水抜き栓(水道の元栓)があるのでまずはこの中のバルブを閉める
- 水抜き栓(水道の元栓)を閉める(家の中の水道管に水が入ってこないようにする)
- 家の水道蛇口をすべて開く(家の中の水道管に溜まっている水を出す)
- 蛇口の形状によっては水抜き栓というネジ型の部品を外す場合も
- トイレの水タンクを空にするために水がなくなるまで流し続ける
例えばこんな感じで蛇口の下にネジ型の水抜き栓がついている場合はこれも外しておく
旅行などから帰ってきたらこれを逆の手順で行います。
慣れれば5〜10分程度のルーチンなんですが最初は難しいもの。物件説明の際に水抜き作業は教えてもらうのでスマホ動画撮影しておくと便利です
- 家の水道蛇口をすべて閉める(水抜き栓がある場合は忘れずに閉める)
- 水抜き栓(水道の元栓)を開く(家の中の水道管に水が入るようにする)
これ戻ってきた時に時々間違えて逆の手順でやっちゃうのよね。家の中で水がジャージャー出てて大変なことになっちゃうから気をつけてね。
別荘の水抜きをしないとどうなるの?
別荘などで家を空ける期間が長いと室内も氷点下まで気温が下がることも。そのため水抜きをしないと家の中の水道管が凍結してしまうことがあります。そして水抜きをしないと残った水が凍結(膨張)して水道管を破損してしまうこともあるんです。
清里とか標高が高くて寒いエリアでは浴室のシャワーヘッド内が凍結して破損!なんてお話も聞いたことがあります
例えば給湯器の中が凍結して破損したりすると修繕費用も大変なことになっちゃいます!水道だけでなく水が通っているところはすべて水抜きしてくださいね
水抜きの目的は室内での水凍結(膨張)による破損防止。だから水が通っているところはすべて水抜きするのが大事です。キッチン、洗面台、浴室(給湯やシャワー)は当然として忘れがちな場所も伝えておきますね。
給湯器にも水抜き栓がついている。忘れずに水抜きしておかないと最悪は給湯器が破損してしまう
- トイレ(トイレタンクを空にする。便器に溜まっている水も抜くか不凍液を入れる)
- 給湯器(これ忘れると大変なことに!絶対給湯器の水抜きを忘れずに)
- 洗濯機用給水蛇口(ここの水道管が破損すると家中水浸しです…)
トイレ便器内の水などには不凍液を入れる
蛇口は全部開けておけばいいのですが、それでも家の中って少量の水が溜まっている場所がありますよね。僕の家でいうと、トイレ便器の中、キッチンシンクの排水口の中、浴室シャワーのゴミ受けトレイなどです。
特に便器やシンク排水口の水はどうやっても抜くのは大変です。そんなところには不凍液を入れておきましょう。冬の八ヶ岳暮らしでは不凍液は重要な常備品です。
トイレの水タンクはそのままの水道水で大丈夫ですよ!(ちゃんと水抜きできるから)便器に溜まっている水は凍らないように不凍液を混ぜてから家を空けましょうね
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冬の八ヶ岳暮らしで水抜き以外に気をつけておくこと
八ヶ岳南麓には熊以外にも野生動物が多く暮らしています。市街地まで降りてくることは珍しいのですが別荘地など森の中で暮らしていると野生動物と出会うことは珍しくありません。
灯油や薪など燃料が充分あるか確認しておく
八ヶ岳の冬はなんといっても暖房が重要。灯油ストーブや薪ストーブを使うのが一般的です。冬になったら燃料は常に充分あるか確認しておきましょう。特に別荘利用で到着したら灯油や薪が足りない、となると寒くて凍えてしまいます。
別荘から帰るときには燃料を満タンにしておく習慣をつけておくと安心ですね。
屋外水道管凍結防止ヒーターの電源は基本的にはつけっぱなしで
今回説明した水抜きは屋内水道管の凍結防止です。でも水道管って屋外にもありますよね?こちらはどうなのでしょう?
八ヶ岳では屋外の水道管に凍結防止の熱線ヒーターがついています。一定以下の気温になると自動的にヒーターがONになるようになっています。凍結防止の大事な機能なので基本的にはつけっぱなしにしておきましょう。
このヒーターは人が暮らしていてもいなくても気温が下がると自動的にONになるので冬の電気代を引き上げる理由のひとつです。
冬はまったく利用しないのならば水抜きをした後OFFにしてもいいんだけど、その後1カ所でもONにし忘れると凍結しちゃうし、つけっぱなしをおすすめします。
冬こそ美しい八ヶ岳。寒さ対策を学んで暮らそう
冬の水抜きは慣れるまでは面倒な作業です。でも実は冬が一番好き、という八ヶ岳移住者も多いんです。空気が澄んで美しい冬。雪を被った八ヶ岳や南アルプスは本当にきれいですよ。
八ヶ岳の冬にはきちんとした寒さ対策が必要です。対策を学んで美しい八ヶ岳の冬を楽しんでください!
移住の不安は先輩移住者に相談してみよう
八ヶ岳南麓への移住を考えるなら先輩移住者との交流が一番です。リアルな情報はリアルに暮らしている人から聞くのが一番ですからね。
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八ヶ岳南麓は暮らしやすいし移住先としておすすめですよ。ワーケーションや二拠点生活など選択肢も多いので一度体験しに来てくださいね
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八ヶ岳南麓への移住/二拠点生活についてはこれらの記事も参考にしてみてください。
八ヶ岳南麓にテレワーク移住している、たまさんです。水抜きって言葉を聞いたことはありますか?冬の季節には欠かせない大事な作業なんです