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冬に備えて薪ストーブのメンテナンスがおすすめ
八ヶ岳南麓では薪ストーブを利用している人も多くいます。薪ストーブは炎を楽しめる八ヶ岳暮らしの大事な冬のアイテム。夏のうちに薪ストーブや煙突はメンテナンスしておきましょう。
1, 2年に一度は薪ストーブや煙突の掃除が望ましい
薪ストーブは炎の見た目の優雅さだけでなく八ヶ岳暮らしでは冬の必需品。鉄のストーブ全体が部屋を温めてくれます。夏の間はストーブを利用することはありませんが、秋、気温が下がる前にメンテナンスをしておきましょう。
特に煙突の煤をそのままにしておくと煤に引火して煙突火事を起こしてしまうことも!たかがメンテナンスと考えずにきっちり準備をしておくことが重要です。
なお、薪の調達についてはこちらの記事も参照してみてください。
薪ストーブ本体のメンテナンス
薪ストーブ本体のメンテナンスは主に灰の掃除と触媒の確認です。灰をそのままにしていると、灰が湿気を吸うためストーブが錆びる原因となります。錆びれば鉄は弱くなります。ストーブを長く使うためには夏の間灰を空にするなどきちんと掃除を行いましょう。
今回はストーブの設置業者でもあるdldに依頼しました。メンテナンスや煙突掃除、消耗品費用を含めて3万円弱の費用でした。
メンテナンスにより自分の薪の焚き方の癖(燃やしすぎ、空気の絞りすぎ、など)も教えてもらえるので長く使うためにも大事なことです。費用がかかるのが痛いですが特に設置してすぐのタイミングで焚き方の癖を指摘してもらうためにも一度メンテナンスをしてみましょう。
触媒は消耗品。1, 2年で交換を
最近の薪ストーブは触媒を使っているものが多くなっています。薪の炎(一次燃焼)で生じたガスを再燃焼(二次燃焼)させて暖房効率を高めるためのものです。同時にガスに含まれる不純物を取り除き、煙突から排気する煙をきれいにします。これはエアコンのフィルターのようなもので消耗品です。
なのでどうしても定期的な交換が必要になります。ストーブの利用頻度にもよりますが移住で毎日のようにストーブを利用するならば、1, 2年での交換がおすすめです。触媒の価格はメンテンナンス業者やストーブの型にもよりますが1,000〜2,000円程度でしょう。
触媒はフィルターと燃焼効率を高める役目を果たす。(ダッチウエストジャパン社のホームページから引用)
煙突掃除はプロの業者に依頼するのが安心
煙突も煤が溜まるので定期的な掃除が必要です。場合によってはストーブを利用しない夏の期間に鳥が巣を作ってしまうこともあります。煙突掃除は屋根に登る必要もあるため素人が行うには少々危険で、プロの業者に依頼するのが安心です。
本格的に寒くなる前に薪ストーブのメンテナンスを行おう
メンテナンスを行いガラスもピカピカ。中に溜まった灰もきれいにしました。
薪ストーブは冬の八ヶ岳南麓暮らしの必需品。底冷えする冬もストーブ本体の鉄が輻射熱を生むためゆっくりと部屋を長時間暖めます。またストーブを利用した煮込み料理や、揺れる炎など、冬ならでは楽しみも演出します。
いざ寒くなった時に不調があっては大変です。夏の季節のうちに一度薪ストーブのメンテナンスを行ってみてはいかがでしょうか?
その他の八ヶ岳南麓暮らしはこれらの記事も参照してみてください。
こんにちは。八ヶ岳南麓にテレワーク移住している、たまさんです。八ヶ岳南麓での移住・二拠点生活に関する情報をお届けしています。