八ヶ岳南麓の桜の名所3選<八ヶ岳春のおすすめ1日プラン>

実相寺の神代桜
季節を感じる景色に囲まれた暮らし

八ヶ岳周辺には桜の名所がたくさん

春が進むと気になるのがお花見ですね。八ヶ岳南麓にもたくさんの桜の名所があります。いずれもそんなに離れていないので1日で複数巡ることもできるでしょう。

たまさん

八ヶ岳南麓にテレワーク移住している、たまさんです。八ヶ岳南麓で楽しめるアクティビティなどを紹介しています。

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標高によって桜の開花時期が異なる

八ヶ岳南麓は場所によって標高が異なるので場所を変えれば少し長く桜を楽しむことができます。またエドヒガンやソメイヨシノ、枝垂れ桜など種類によっても時期を変えて楽しめます。

気温によって変わりますが例年の見頃も記載しておきます。

  1. 山高神代桜、わに塚の桜など標高が低い場所で3月下旬開花〜4月上旬(1週目頃)見頃
  2. 眞原桜並木、神田の大糸桜がその1週間後頃。4月上旬開花〜4月中旬(2週目頃)見頃
  3. 清春芸術村などがその1週間後頃。4月中旬開花〜4月中下旬(3週目頃)見頃

今回はこの中から山高神代桜、わに塚の桜、眞原桜並木の3つを紹介します。

八ヶ岳南麓で桜を楽しむなら車でのアクセスが便利

いずれも駅から遠いので車でのアクセスが便利です。電車でも訪れることはできますが、最寄り駅からはタクシー利用となります。

たまさん

なかなか電車やバスでは訪れにくいんですが、車なら便利な場所ばかりです。

名所その1:日本三大桜のひとつ。山高神代桜

山高神代桜は樹齢2000年以上と言われるエドヒガンザクラの巨木です。そして日本で最初の国指定天然記念物でもあります。北杜市武川町の実相寺というお寺にあります。

実相寺には神代桜以外にも多くの桜(ソメイヨシノ)が植えられ、あわせてお花見を楽しめます。神代桜と言えば後ろに雪を冠った南アルプス、手前にスイセンという写真が有名です。

ちょうど桜とスイセンの開花時期が重なることが多いので、花の共演を是非楽しんでください。

山高神代桜は国の天然記念物。日本三大桜の絶景を楽しんでください(撮影は神代桜周辺の風景です)

山高神代桜の花の見頃

例年は4月上旬が見頃です。神代桜(エドヒガンザクラ)と周囲の桜(ソメイヨシノ)では開花時期が微妙に異なります。両方が満開の日をうまく選ぶ必要がありますが桜に囲まれれば素晴らしい風景に出会えますよ。Webなどで開花情報をよく見て最高の1日を選んでみてください。

山高神代桜へのアクセス

山高神代桜へのアクセスは車が便利です。

小淵沢から国道20号線まで出て南に進みます。次いで旧甲州街道との交差点を右折し実相寺に向かいます。道は何度も曲がり、住宅地の中へ入っていきます。桜の季節は看板が出ているのでそれに従えば駐車場まで着けるでしょう。

たまさん

桜の季節は周囲の民家が空き地を駐車場として営業しているので、それらをうまく使うと便利です。

満開の週末は駐車場が満車となり待ち行列となることもあります。その場合でも住宅地でもあるので路上駐車は避け、いずれかの駐車場が空くのを待ちましょう。

電車でアクセスするならば日野春駅からタクシーが便利

電車を利用するならば中央本線の日野春駅からタクシーを利用するのがいいでしょう。駅から実相寺まで約10分です。

中央本線・韮崎駅からバスを利用することもできます。しかし最寄りのバス停からでも徒歩30分かかるので、タクシーの方が便利だと思います。

名所その2:夜のライトアップも美しい。わに塚の桜

山梨県韮崎市にある、わに塚の桜は樹齢330年とも言われるエドヒガンザクラ。こちらは韮崎市の天然記念物となっています。畑の中の小高い丘に立った一本桜で、天気の良い日は八ヶ岳や富士山を背景に満開の桜を見ることができます。

夜はライトアップもされ、夜桜も楽しむことができます。昼とは違う姿も素晴らしいです。

わに塚の桜はエドヒガンザクラの一本桜。満開の季節に八ヶ岳や茅ヶ岳と一緒に映える桜は美しいです。

わに塚の桜の花の見頃

例年は4月上旬が見頃です。満開の頃は多くのアマチュアカメラマンがやってきます。桜のバックに雪が残る八ヶ岳や富士山を収めた写真を狙うためです。そこで夜や早朝など人が少ない時間帯がお勧めです。

特に八ヶ岳や富士山など、山を背景とした写真撮影を望む場合、空気が澄んだ早朝がよいでしょう。夜もライトアップされているので少し違った印象の桜を楽しむことができます。

わに塚の桜へのアクセス

わに塚の桜へのアクセスは車が便利です。

小淵沢から国道20号に出て、南下します。そして穴山駅近く円野郵便局前の交差点で県道12(韮崎南アルプス中央線)に入り南下します。県道沿いの神社の脇にある駐車場に車を止めればそこから桜が見えるでしょう。徒歩5分程度で桜の木に着きます。

たまさん

小さな駐車場ですが桜の季節は看板が出ていて、誘導員もいると思います。

電車でアクセスするならば韮崎駅が便利

電車を利用するならば中央本線の韮崎駅で下車します。駅からわに塚の桜までタクシーを使えば10分程度で到着します。

韮崎駅からバスも利用できますが、最寄りのバス停からでも徒歩30分程度かかるためタクシーのほうが現実的でしょう。

名所その3:750mもの桜並木が壮観。眞原桜並木

街道沿いに約200本のソメイヨシノが750mに渡って並んでいます。近くにはいくつかカフェがあり、桜の季節は出店も並びます。並木を散歩しながらのお花見がおすすめです。

眞原桜並木の花の見頃

眞原桜並木は標高が高いので、山高神代桜や、わに塚の桜より1週間程度遅れて見頃になります。例年では4月中旬頃が見頃です。平地の桜が終わってもまだ場所を変えて桜が楽しめるのも八ヶ岳南麓の魅力ですね。

眞原桜並木へのアクセス

眞原桜並木へのアクセスは車が便利です。

国道20号線を南下し、牧原の交差点を右折、途中二股の道を左折し山へ登っていくと駐車場への案内が出てきます。他にもインター白州ラインから目指すこともできます。分かりにくい場所なのでカーナビ設定をしておきましょう。

たまさん

眞原桜並木のある武川エリアは最寄り駅から遠いので車じゃないと難しいかな。

八ヶ岳周辺では桃の花も美しい

桜も美しいですが八ヶ岳周辺では桃の花も楽しむことができます。桃は桜よりも濃いピンク色で満開の期間も桜より少し長くなっています。八ヶ岳周辺では新府桃源郷と呼ばれる桃の花の見どころがあります。

こちらの記事で詳しく紹介していますので参照してみてください。

新府桃源郷

八ヶ岳でお花見を楽しもう

八ヶ岳そのものは標高も高く、桜の名所と呼ばれる場所は多くはありません。しかし周囲にはいくつもの桜や桃の名所があります。東京からわずか2時間。少し足を伸ばすだけで日本を代表する桜の名所も楽しむことができます。また、桜と桃を同時に楽しめるのも八ヶ岳南麓の魅力と言えるでしょう。この春は八ヶ岳南麓で桜を楽しんでみてはいかがでしょうか?

移住の不安は先輩移住者に相談してみよう

八ヶ岳南麓への移住を考えるなら先輩移住者との交流が一番です。リアルな情報はリアルに暮らしている人から聞くのが一番ですからね。

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やつがちゃん

八ヶ岳南麓は暮らしやすいし移住先としておすすめですよ。ワーケーションや二拠点生活など選択肢も多いので一度体験しに来てくださいね

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