八ヶ岳おすすめ1日プラン <富士見パノラマリゾート>

入笠湿原

入笠山で絶景ハイキングやアクティビティを楽しもう

こんにちは。八ヶ岳にテレワーク移住している、たまさんです。このブログではワーケーションやテレワークについて書いていこうと思っています。

今回は具体的なワーケーションプランのご紹介。半日で訪れる場合、1日フルに楽しめる場合、各々のプランを紹介します。(今回のプランは車で移動できることが前提です。また小淵沢もしくは清里周辺が起点という想定です)

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富士見パノラマリゾートで入笠山ハイキングを楽しもう

富士見パノラマリゾートは南アルプスの端にある入笠山中腹のスキー場です。最近はグリーンシーズンの集客にも力を入れていて1年を通して楽しめる場所になっています。

その中でもスキー場のゴンドラを利用した入笠山ハイキングはお手軽に山頂までアクセスでき、また山小屋グルメなども楽しめるのでおすすめです。1955mの標高ですがゴンドラを使えばお子様連れでも登れます。山頂からの360度パノラマ絶景と登頂の達成感はご家族で訪れてもよい思い出になることでしょう。

コース次第では半日でも十分楽しめますので八ヶ岳南麓ワーケーションで是非経験してください。

富士見パノラマリゾートは小淵沢から車で約30分、清里からは約40分です。朝ごはんを食べて8時頃出発しても9時前には到着。1日楽しめます。

スキー場のゴンドラでらくらく八ヶ岳絶景ゾーンへ

駐車場でトイレを済ませたり準備をしたらゴンドラのチケットを購入しましょう。往復ゴンドラを利用できます。チケット売り場からゴンドラ乗り場まで少し歩きますが10時前にはゴンドラ山頂駅に到着できるでしょう。

ゴンドラは8人乗りで所要時間は大体10~15分です。中にはハートマークがついたラッキーなゴンドラもありますが中に乗ってしまえば他のゴンドラと変わりません。このゴンドラは犬を連れて乗ることもできますのでペットを連れてのハイキングも楽しめます。

ゴンドラ山頂駅はスキー場のゲレンデトップ。グリーンシーズンは正面に八ヶ岳全景が見えます。降りてすぐに山頂レストラン、スピカがあります。また外には名物のルバーブソフトクリームを食べられる売店カフェもありますので歩き出す前にお試しになってもいいでしょう。

ゴンドラを降りたらすぐに八ヶ岳が正面に見える大絶景

売店近くは整備された「入笠すずらん公園」となっており春から秋は多くの花が咲きます。ハイキングの前にこちらを散策するのもおすすめです。

入笠湿原で季節の花を楽しむ

ゴンドラ山頂駅から10分ほど歩くと入笠湿原です。湿原の出入口にはゲートがあり、鹿などが貴重な湿原の植物を食べないようになっています。湿原に出入りする際は必ずゲートを閉めてください。また、湿原は木道が整備されていますので木道以外の場所に立ち入らないようにしましょう。

入笠湿原の花は6月頃のスズランが有名です。ちいさな白い鈴のような可憐な花です。ミズバショウやクリンソウ、ニッコウキスゲも見られ、春から初夏にかけては色とりどりの花畑となります。

8月から秋にかけてもリンドウなど秋の花が咲き、秋が深まると紅葉も楽しめます。

入笠湿原は広い空と緑、そして四季折々の花が美しい

マナスル山荘で山小屋グルメを楽しむ

湿原を抜けて10分ほど森の中を歩くとマナスル山荘が見えてきます。マナスル山荘は入笠山にある山小屋で宿泊することもできます。この小屋には犬がいて訪れる人のマスコットになっています。また、マナスル山荘に犬がいるからでしょうか、入笠山には犬を連れたハイカーが多いように思います。

マナスル山荘の名物グルメといえばビーフシチューです。週末はお昼前に売り切れてしまうこともある人気メニューで、他にもカレーやうどん、サンドイッチなどもあります。

おそらく10時半から11時頃にマナスル山荘に到着していることでしょう。山頂まではここから片道30分程度。山頂で風景を楽しんで戻ってきても1時間はかからないでしょう。空いている登頂前に食事を楽しむか、下山してお昼ごろに楽しむか。平日か週末かでも大きく変わるので周囲の人出を見て考えてください。

ビーフシチューはマナスル山荘の名物メニュー。昼前に売り切れてしまうことも。実はボルシチもおすすめ

なおマナスル山荘には本館と新館があり、隣接しているものの経営も食事メニューも異なります。どちらも素敵な小屋ですが、先に紹介したビーフシチューは本館のメニューになります。

入笠山頂からは360度の大パノラマで富士山も見えます

入笠山山頂は樹木がなく360度のパノラマ絶景が楽しめます。富士山、南アルプス、八ヶ岳、中央アルプス、北アルプス、諏訪湖。ここまで眺望が美しい山なのにお手軽に登れてしまう、素晴らしいハイキングコースだと思います。

山頂は少し広くなっているのでお弁当を持参すれば山頂ランチピクニックも楽しめます。八ヶ岳や諏訪湖を眺めながらのランチというのも素敵ですね。

入笠山頂から中央アルプスを望む。山頂は樹木がないので風が強いことが多いです

ただし入笠山頂は樹木がないので風が強いのが特徴です。晴れていても休憩で動きを止めると汗冷えをすることもあります。ウインドブレーカーなど、風を避けられる上着があるとよいでしょう。

時間があればさらに足を伸ばして大阿原湿原へ

半日の予定の人は山頂から再びゴンドラ山頂駅へ戻りましょう。午後1時頃には駐車場に戻れるでしょう。午後の仕事に備えて気をつけて宿に戻ってください。

1日時間が取れる方はもうちょっと楽しんでみましょう。

まずはもう少しハイキングを楽しんでみましょう。山頂から大阿原湿原へは約30分。マナスル山荘から登ったのとは違うコースなので風景も変わって新鮮な気持ちで歩くことができます。大阿原湿原は入笠湿原と違って花は多くありませんが人も少なく、広い空と森、小川など湿原ならではの風景を1周30分程度で楽しむことができます。

大阿原湿原は入笠湿原とは違う森と湿原を楽しめます

大阿原湿原からマナスル山荘へは山頂を通らないで約40分で戻ることができます。山頂からマナスル山荘に戻るまで1時間半から2時間程度です。

富士見パノラマリゾートではMTBも楽しめる

初心者から上級者まで楽しめるMTBリゾート

富士見パノラマリゾートのグリーンシーズンはMTB(マウンテンバイク)も楽しむことができます。初心者でもレンタルやレッスンなどもあるので安心です。ちょっと走れるようになったらいくつかあるスキルアップコースを試してみることもできるので午後いっぱいMTBを楽しむのもいいですね。

富士見パノラマリゾートにはゴンドラに乗ってゲレンデトップから標高差700mの本格ダウンヒルコースもあり、イベントなども開催されています。MTBに興味がある方には既に有名なスポットですが興味のある方は一度試してみてはいかがでしょうか。

ハイキングやMTBで汗をかいた後は近くにある温泉施設でリフレッシュしましょう。ゆ〜とろんという施設が一番近く、富士見パノラマリゾートに割引券もあります。小淵沢方面へ戻る方は国道20号線沿いに道の駅 信州蔦木宿やフォッサマグナの湯もありますのでそちらに立ち寄ってもよいでしょう。

富士見パノラマリゾートは冬も楽しめる

3000mのロングコースゲレンデや充実したパークも

富士見パノラマリゾートはスキー場でもあるので冬も当然楽しめます。ゴンドラを使えば3000mのロングコースもあり八ヶ岳南麓エリアでは最大級のゲレンデです。ロングコースも楽しめますが中腹に27度の急斜面があり人工雪メインなので凍ったバーンになっていることが多く初心者には厳しいコースだと思います。

初心者向けにリフトのコースもありますのでそちらで足慣らしをしてから挑戦してみてください。パークもありますのでスノーボードやフリースタイルスキーの方も楽しめると思います。

冬の入笠山はスノーハイキングのメッカ

入笠山は冬も登ることができます。スノーシューで山頂まで登るスノーハイキングも人気です。スノーシューはゲレンデでレンタルできますのでスノーハイキングデビューにもよい場所だと思います。

基本的にはコースはグリーンシーズンのハイキングと同じです。ゴンドラ山頂駅からマナスル山荘を経由して山頂へ登るコースが一般的です。スノーシューで歩くため、コースタイムは夏よりは少し長くなりますので1日時間を取れる時に楽しむのがよいでしょう。

冬のスノーハイキングは夏と一味違う楽しさです。空気も澄んでいるので眺望も素晴らしい

雪に覆われた湿原は夏とは違う光景が広がります。スノーシューで雪の上を歩く浮遊感も感じながらスノーハイキングを楽しんでください。マナスル山荘が冬期も営業しているので冬でも休憩できるのも嬉しいですね。

下山した後はゲレンデでスキーやスノーボードを楽しむこともできます。

富士見パノラマリゾート(入笠山)は1年を通して楽しめる

富士見パノラマリゾートは小淵沢や清里を起点にすればすぐに行くことができるお手軽な場所です。半日でも1日でも様々なアクティビティを1年を通して楽しむことができます。

八ヶ岳南麓を起点にアウトドアアクティビティを存分に楽しむワーケーション、いかがでしょうか?

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