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八ヶ岳南麓から小旅行で諏訪を楽しもう
こんにちは。八ヶ岳にテレワーク移住している、たまさんです。このブログではワーケーションやテレワークについて書いていこうと思っています。
今回は八ヶ岳南麓を起点に日帰りで楽しめるスポットとして諏訪を紹介します。小淵沢から諏訪は電車でも車でも1時間程度で訪れることができ日帰りも十分可能なスポットです。
ここでは小淵沢を起点に日帰りで諏訪を楽しむコースを紹介します。酒蔵巡りも紹介するので電車で移動し、現地ではタクシーで移動することを想定しています。
諏訪は観光・温泉・グルメが揃ったエリア
諏訪は諏訪湖を中心としたエリアで諏訪市、岡谷市、下諏訪町に跨がります。荘厳な神社や風光明媚な観光、温泉、酒蔵巡りなどのグルメを楽しめます。十分日帰りでも楽しめますが、温泉旅館を堪能するためにあえて一泊してもよいでしょう。なお一泊ワーケーションルポについてはこちらの記事も参照してみてください。
日帰りの場合、まずは朝のうちに小淵沢駅を出発できるようにしましょう。
まずは諏訪大社にお参りしよう
諏訪大社は諏訪観光のメインスポット
諏訪の観光スポットといえば諏訪大社は外せません。御柱祭りなどの奇祭もあり地元から愛されている神社です。諏訪大社は4つの神社からなります。上社本宮、上社前宮、下社春宮、下社秋宮の4つです。
なおこの4社の参拝順は諸説ありますが諏訪大社公式Webサイトによれば特に順番にこだわる必要はないそうです。
上宮と下宮は諏訪湖を挟んで対岸となり距離がありますので4つまとめて参拝を考える場合は時間の余裕を持った計画をたててください。
諏訪大社は日本でも最古の神社のひとつと言われています。古代出雲の国譲りに反対した一派が諏訪に移り住んで国を創ったとも言われており独自の文化が今も根付いています。
諏訪大社上宮は前宮から本宮へお参りするのが便利
諏訪大社上宮(本宮と前宮)は中央本線 茅野駅が最寄りとなります。前宮は茅野駅からタクシーで約10分程度です。また、この前宮は諏訪大社の中で最も古いお宮となります。
特に参道に出店などもなく質素なお宮ですが木々に囲まれ幽玄な雰囲気を感じることができます。また、四隅を御柱が囲っているのも印象的です。
お参りはそれほど長く時間がかかるものではないでしょう。タクシーを待たせておいてそのまま本宮へ向かうのがおすすめです。
本宮のお参りが済んだらそのままタクシーで上諏訪駅に向かいましょう。上諏訪駅まで約20分です。
諏訪大社下宮は諏訪湖の対岸
諏訪大社は4つのお宮からなり、上社の他に下社(春宮、秋宮)があります。これらは諏訪湖の対岸となり自治体も諏訪市ではなく下諏訪町となります。下社のうち秋宮は下諏訪駅から歩いていけるのですが春宮を含め4社巡るのは1日がかりとなります。
今回紹介するプランでは上社巡りに留めていますが神社巡りが好きな方はこの後のプランを変更して下社巡りをするのも楽しいでしょう。
諏訪大社は上社、下社合わせて4つの社がある。御柱など独自の風習も見どころだ。
諏訪の伝説。御神渡り
諏訪には有名な御神渡りという伝説があります。これは諏訪湖が全面凍結する際に水が凍って膨張するため山形に裂けて盛り上がり、まるで道のようになります。これが御神渡りで、上諏訪にある上社の男神が下諏訪にある下社の女神に会いにいく道だと言われています。恋の道が湖に走るという伝説はロマンチックですよね。
近年は温暖化の影響もあり御神渡りが発生しない冬が続いていますが2022年は久しぶりに御神渡りの出現が期待されています。出現したら是非この伝説の道を見に行ってください。
諏訪の奇祭。御柱祭
諏訪大社で有名なお祭りとして御柱祭があります。これは平安時代以来1200年もの間続く祭りで上社、下社各々で7年に一度開催されます。次回は2022年4月に予定されていますので機会があればご覧になってみてください。
御柱と呼ばれる巨木を坂から落とします。巨木には諏訪大社の氏子が群がり、跨がり、巨木と並走します。また現在祀られている御柱は次の御柱祭以降新しいものに置き換えられますので祭りの前に参拝すれば最も時を経た御柱を見ることができます。
上諏訪周辺でグルメを楽しもう
上諏訪駅から諏訪湖は歩いてすぐです。長野県最大の湖である諏訪湖を眺めたら湖近くでランチを楽しみましょう。諏訪湖の名物は鰻です。鰻のお店が何軒かありますのでぶらりと立ち寄ってみてください。もちろん信州ですので蕎麦も美味しいですし、B級グルメの味噌天丼も有名です。その日の気分に合わせてランチを選んでみてください。
他に湖畔の洋食レストラン、カナディアンロッジも老舗です。信州名物ではありませんが湖畔を楽しむレストランとしておすすめです。
諏訪の酒蔵巡りを楽しもう
ランチの後は酒蔵巡りを楽しみましょう。一般に酒蔵が集中している街でも複数の蔵を巡るのは大変ですが上諏訪は一気に5つの蔵を巡ることができる珍しい場所です。しかも上諏訪駅から歩いて巡ることができます。日本酒好きの方には是非この諏訪五蔵巡りを楽しんで頂きたいものです。
諏訪は霧ヶ峰高原の伏流水に恵まれ、酒蔵が多くあります。上諏訪にある諏訪五蔵は舞姫、麗人、本金、横笛、真澄の5つを指します。わずか500mの間に5つの酒蔵が集中していてそれぞれの蔵が特徴のある日本酒を創っています。
一般的に諏訪の酒は淡麗辛口ですっきりしたものが多いのですが、麗人、本金などは芳醇なものもあり、飲み比べて自分の好みの日本酒を探してみてはいかがでしょうか。
なお感染症拡大に伴い試飲などを停止している場合があります。酒蔵巡りで訪れる際は事前にWebなどで確認ください。
諏訪の温泉でゆったりしよう
酒蔵巡りを楽しんだ後は温泉でゆったりしてから帰りましょう。諏訪は温泉地でもあります。諏訪温泉は湯量も豊富で源泉かけ流しの施設も複数あります。温泉施設も町中に数多くあり、以前は百貨店の中にも温泉があったそうです。スーパー銭湯などの立ち寄り湯専用施設もありますし、上諏訪駅と諏訪湖の近くの温泉旅館でも、多くが日帰り客の立ち寄り湯として利用できます。
上諏訪駅構内でも足湯を楽しめますので電車で小淵沢に戻る前にも温泉を楽しむこともできます。
諏訪では珍しい間欠泉も体験できる
諏訪湖畔には間欠泉のある公園があります。間欠泉とか断続的に高く湧き上がる温泉で長野県では唯一、全国でも9箇所しかない珍しいものです。残念ながら徐々に自噴する力が衰え、現在は人工的に加圧して噴出させているそうですが、それでも迫力ある間欠泉を楽しめるのも諏訪の魅力です。
他にも諏訪の楽しみ方はたくさん
今回は1日で諏訪大社(上社)、酒蔵、温泉を巡る小旅行プランを紹介しましたがこの他にも諏訪には魅力的な観光スポットがたくさんあります。車でないと訪れにくい場所もありますがある時は電車で、またある時は車で、諏訪の魅力を楽しみに来てください。
諏訪湖畔では花火も楽しめる
諏訪湖は花火の名所でもあります。夏を中心に新作発表会など数多くの花火大会が開催されます。湖面に反射する花火は美しく、湖畔からゆっくりと楽しむことができます。花火といえば夏の風物詩ですが諏訪湖では晩秋まで花火を打ち上げており寒い中での花火も楽しめることができます。
なお感染症拡大に伴い一部花火大会が中止や変更になっている場合があります。事前にWebなどで確認ください。
諏訪湖は花火の名所でもある。湖面に映る花火は美しい。
高島城は桜や紅葉の季節におすすめ
高島城は上諏訪駅からも歩ける城で今は公園になっています。元々は諏訪湖に面した城で「諏訪の浮城」とも呼ばれています。公園には樹木も多く植えられており、春の桜、秋の紅葉と季節の応じた風景が美しい城です。
諏訪は八ヶ岳からも気楽に行ける観光スポット
八ヶ岳南麓を拠点にして諏訪を訪れる日帰りプラン、いかがでしたでしょうか?諏訪は古くからの温泉街で飲食店も多くあります。温泉旅館に宿泊してゆっくりと呑み歩いたり観光するのも楽しいと思いますよ。
その他の八ヶ岳南麓巡りのプランはこれらの記事も参考にしてみてください。