こんにちは。八ヶ岳にプチ移住して働いている、たまさんです。このブログではワーケーションやテレワークについて書いていこうと思っています。
今回は春の八ヶ岳おすすめ1日プラン。新府桃源郷です。春といえば桜の花がメインですが山梨では桃の花も有名です。桜よりもやや濃いピンク色の桃の花が連なる姿は美しいものです。
小淵沢を起点とすると車でも電車でも半日で戻ってくることができるプランです。ワーケーションの合間でのお花見も可能です。1日自由時間が取れる場合は白州・武川などと合わせて観光すると良いでしょう。
Contents
新府桃源郷は果樹園の花を愛でる
新府桃源郷はお花見のための公園ではありません。果樹園の花なのです。このあたりには多くの桃の果樹園があります。その花が春になると満開になるのです。
ですので良識のあるお花見を楽しんでください。枝を折ったり木を傷つけたりするのはもってのほか。新府城跡公園とあわせて春の散策を楽しんでください。
新府桃源郷への車でのアクセス
小淵沢から県道17号、通称七里岩ラインを南に進みます。約30分で新府城跡周辺に到着。県道沿いには車が20台程度停められる無料駐車場があります。ここに停めて周囲を散策しましょう。桃の花のピーク時では駐車場にお菓子などの売店が出ていることもあります。しかし基本的には周囲に売店や飲食店はありません。
新府桃源郷への電車でのアクセス
小淵沢駅から中央本線で東京方面(上り)に向かい4駅、新府駅で下車します。乗車時間は約30分程度です。新府駅からは徒歩約15分で新府桃源郷周辺に到着します。新府駅周辺には特にコンビニなどはありません。看板や道案内があるわけではないのでGoogle Mapなどを活用しましょう。
桃の花の見頃
例年は4月中旬〜下旬が桃の花の見頃です。近くの新府城跡の本丸跡には桜が植えてあり、うまく開花のピークが重なれば桃と桜を同時に楽しむこともできます。なお通常は桜とは1〜2週間くらいピークがずれます。
新府桃源郷の歩き方
特に決まった歩き方はありません。県道17号(七里岩ライン)の北側、南側各々に果樹園が広がっています。自由に、しかし節度を持って、散策してください。
北側からは桃と富士山が眺められる
県道17号(七里岩ライン)の北側には広い果樹園が広がっています。360度桃の花に囲まれながら春を感じながら歩いてください。北側の果樹園からは晴れた日には富士山もよく見えます。富士山と桃の花。いかにも山梨、という風景を楽しめるのがこのエリアの魅力です。
南側は新府城跡と南アルプスが眺められる
県道17号(七里岩ライン)の南側はややこじんまりとした果樹園のエリアです。このエリアからはまだ雪を冠った南アルプス(鳳凰三山)がきれいに見えます。濃いピンクの桃の花と白い雪を冠った南アルプス。これもまた山梨を代表する風景と言えるでしょう。
果樹園には新府城跡が隣接しています。ここは城跡で今は特に城は残っていません。本丸跡は小高い丘になっていますので、ここから桃源郷を広く見渡すこともできます。
桃の花の濃いピンクと青空。雪を冠った鳳凰三山。最高の山梨の春です。
小淵沢に戻る途中、日野春にも立ち寄ってみよう
桃源郷の散策は1〜2時間もあれば十分でしょう。半日でも楽しめます。一方これだけで終えてしまうのはちょっともったいないものです。小淵沢に急いで戻るのもいいですが、時間に余裕があるなら途中で日野春に立ち寄ってみましょう。ここには素敵なカフェ、レストランがあります。
アウル(OWL)はインド風カレーの名店
日野春駅近くにあるアウル(OWL)ではインド風カレーを楽しめます。キーマカレーや野菜カレーなど複数あるカレーから2種類を選べるプレートもお勧めです。
八ヶ岳南麓エリアのカレーが美味しいお店はこちらの記事も参照してみてください。
- 電話番号：0551-32-6002
- Webサイト：ありません
mountain＊mountainは隠れ家のような素敵なカフェレストラン
車で来ているならmountain＊mountainもお勧めです。日野春駅から徒歩だと3.5km(約45分)。ですので電車で訪れるにはちょっとアクセスが不便かもしれません。こちらはエスニック料理のカフェレストラン。ガパオライスやグリーンカレー、担々麺などスパイシーな料理がメインです。
テラス席からは甲斐駒ヶ岳が目の前に見えるので晴れた日はテラス席から食事を楽しむのもお勧めです。
オーナーのセンスの良さを感じさせるカフェ店内。天気のいい日はテラス席でのんびり過ごしたい。
- 電話番号：0551-45-6797
- Webサイト：http://mountain-mountain.jp/
更に近くの桜の名所巡りも
新府桃源郷の近くには桜の名所もあります。桜の季節は桃のピークより1〜2週間早いので同時に楽しむのは難しいと思います。逆に言うと3月下旬から4月中旬の期間はいずれかの場所で満開の花に出会えるということです。花はこちらの都合で咲いてはくれません。むしろ花の都合に合わせて訪れる場所を柔軟に選んでいきましょう。
山高神代桜は日本三大桜とも呼ばれる
武川の実相寺にある神代桜は日本三大桜のひとつと呼ばれています。樹齢1800年とも2000年ともいわれるエドヒガンザクラの巨木です。巨木が満開となる神代桜も見事ですが、実相寺には他にも多くの桜があり、スイレンと桜、そして南アルプスを同時に見ることができるのも山高神代桜の魅力です。
場所は駅からは遠く、アクセスは車が便利です。近くに無料駐車場がありますが満開時の週末は早々と満車となります。満開の季節は周囲の民家が空き地を有料駐車場として開放している場所もあるので併せて場所を選んでください。
桜とスイレン、南アルプスを同時に眺めることができるのが山高神代桜の魅力。
わに塚の桜は八ヶ岳と映える一本桜
樹齢約300年と言われるエドヒガンザクラの一本桜です。様々なポスターやテレビ映像にも使われています。桜越しの八ヶ岳が美しく、晴れた日は素晴らしい風景を見ることができます。
場所は韮崎にほど近いエリアで車で訪れるのが便利です。近くには駐車場がありますが満開時の週末は大変賑わいます。駐車場が満車の場合でも路上駐車はやめましょう。
八ヶ岳周辺の桜の名所についてはこちらの記事も参照してみてください。
新府桃源郷で八ヶ岳の春を満喫しよう
八ヶ岳南麓エリアは標高が高いため春が遅くやってきます。しかし逆に言うと東京で桜が終わってしまってからも再び桜や桃を楽しむチャンスがある、ということです。桜と桃。ともに楽しめるのもこのエリアならではの魅力です。この春は八ヶ岳南麓で楽しんでみてはいかがでしょうか？
その他の八ヶ岳南麓巡りの情報はこちらの記事も参考にしてみてください。
