Contents
体力に自信がなくても中山なら簡単に山頂まで歩ける
今回はお手軽なハイキングコースを紹介します。中山峠からなら山頂まで片道わずか35分。体力に自信がない人でも安心してハイキングを楽しめます。
なかなか注文が厳しいね(笑)。それなら中山はどうかな?やまなしハイキングコース100選にもなっている1時間コースだよ
今回のコースは「やまなしハイキングコース100選」でも紹介されています。往復でも1時間程度で歩けるコースです。
中山は車でのアプローチになります。公共交通機関ではアクセスが難しいのでご注意ください。
中山峠往復コースの案内
まずは登山口のある中山峠駐車場を目指す。わかりにくいので注意しよう
まずは登山口のある中山峠を目指しましょう。ここはそこまでメジャーな登山口ではないので標識も少ないので注意してください。
小淵沢方面から国道20号を東京方面に進むと、台ヶ原中の信号のひとつ先の交差点(信号はありません)を右折、すぐに尾白川を渡ります。そのあとはだんだん細くなる道をひたすら進めば中山峠です。
駐車場にも特に看板や標識があるわけではないのでGoogle Mapを参考にしてください。駐車場というよりは路肩が広がっているだけのスペースで数台も停めれば埋まってしまいます。
駐車場が狭くあまり台数は停められない。でも短時間で済むハイキングなので満車になることはあまりない。
駐車場近くの登山口から歩き始める。最初は急登なのでゆっくり登ろう
駐車場の近くに登山口の看板があります。ひょいと道から横に入るような感じで登山道が始まる感じです。ここから歩いてわずか35分。お手軽なコースなのですが実は結構急登なので急がずゆっくり登りましょう。
道路の脇に立っている登山口の標識。ここから歩いでわずか35分で山頂だ。
すぐに登山道は階段になります。下の写真はまだ緩いところで、もうちょっと歩くと結構な急登です。でも長くはないのでゆっくり歩きましょう。15分くらい歩くと傾斜も落ち着いてきます。
すっごく簡単に登れる山、って言ったのに案外階段が急なのね…
雨上がりなど、ぬかるんでると(特に下りで)滑りやすいので注意してください。歩幅小さく降りると滑りにくいんですよ。
登山道は案外急登。階段があるのでゆっくり歩こう。雨上がりなどぬかるんでいると滑るので注意が必要。
30分も歩けば山頂展望台が見えてくる。あと一息です。
急登が一息ついたらもう山頂は目の前です。山頂近くになると森がひらけます。アンテナ等のような建物が見えるところが山頂なのであとちょっと歩きましょう。
この塔は展望台。中山の本当の山頂はこの展望台最上部のテラスです。最後階段を登りましょう。
山頂が見えてきた。アンテナ塔のようだがこれは展望台。登れば八ヶ岳と南アルプスを一望できる。
あれ?もう着いちゃったのね。さすがお手軽コース。これなら疲れないわ
山頂展望台からは南アルプスや八ヶ岳が一望できる
展望台の隣には小さな小屋があり休憩ができます。急な雨の時などにも助かりますね。展望台を登るとテラスに山の名前がわかる看板が付いています。
南アルプスが近いからきれいに見えますね。甲斐駒ヶ岳がかっこいい!
写真は看板と山を両方入れたくってあまり山が写ってないけどズドーン!って見えていい場所ですよ
展望台から南アルプスを眺める。看板があって山の名前がわかるので、ひとつひとつ確認してみると楽しい。
反対側には八ヶ岳。こちらもテラスに看板があるのでどのピークがどの山なのかわかります。南側からの景色なので天狗岳などは隠れて見えません。編笠山、権現岳、赤岳がよく見えますね。
展望台から八ヶ岳を眺める。こちらも看板があるので八ヶ岳のピークの名前がわかる。
中山峠の反対側の林道から登っても片道1時間。手軽に登れるのでお菓子でも持ってぶらりと歩くのにいいコースです
中山ハイキングの注意点
中山ハイキングの難易度
今回紹介する中山峠コースは往復でも1時間程度。最初傾斜がきついかもしれませんが難易度は🥾です。あっという間に登って下山できるので他のアクティビティとあわせて楽しむのもいいでしょう。
丸1日かかるコースではないので白州・武川エリアの観光と合わせるといいですよ。酒蔵やワイナリーも近いから立ち寄ってみるのも楽しいかも
この辺りは桜の名所も多いから春の季節にお花見とハイキングをまとめて楽しむのもいいんじゃないかな!
(参考)ハイキングコース難易度の目安
ハイキングの定義も人によってまちまちだけど、ここではこんな目安で考えています。
- 日帰りで山歩きや森歩きを楽しめる(往復で2〜6時間程度)
- 登山道や遊歩道が整備されている(ただしトレッキングシューズは必要)
- 山頂を目指すコースもあるが山頂登頂にこだわらない
ハイキング、トレッキング、登山。似たような名前のアクティビティがありますが、いずれも明確な違いはありません。英語の”Hiking”はかなり秘境まで何日も歩く旅を差すこともあります。
ここでは「日帰り山歩き」をハイキングとして紹介します。中には山頂を目指すものもありますし、中にはトレイルを歩くだけのものもあります。いずれも自然の中でリフレッシュできるので、この機会にハイキングを始めてみてはいかがでしょうか。
難易度はあくまで目安なので経験・装備・天候などを考慮して楽しんでね。
- 難易度🥾:特に高低差は多くない。トレイルを歩く森林浴レベル
- 難易度🥾🥾:登り下りがある。登山道を歩くレベル(登山口往復4時間程度まで)
- 難易度🥾🥾🥾:登り下りがある。日帰り登山のレベル(登山口往復4時間以上)
(参考)ハイキングで必要な基本装備と服装
ハイキングで必要な装備と服装の注意点を簡単にまとめてみたよ。参考にしてみてください。
中山へのアクセス
今回のコースの始点と終点になる中山峠駐車場へのアクセスを紹介します。アクセス手段が車しかないのですが国道20号からの入口がわかりにくいのでGoogle Mapなどでよく調べておきましょう。
- 住所:〒408-0313 山梨県北杜市白州町横手
八ヶ岳南麓で絶景をハイキングで楽しもう
八ヶ岳南麓には本格的な登山をしなくても楽しめるハイキングコースがたくさんあります。このコースは途中休憩スポットもたくさんありますのでお弁当を持ってピクニック気分で楽しむのもいいでしょう。
その他の八ヶ岳南麓ハイキング情報はこれらの記事も参照してみてください。
すっごく簡単に登れる山、行ってみたいなー。でも景色がいいところね