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「本沢温泉」は日本最高標高にある野天風呂
八ヶ岳南麓にテレワーク移住している、たまさんです。ここでは八ヶ岳南麓の温泉施設を紹介していきます。今回は長野県南牧村にある秘湯「本沢温泉」を紹介します。
ここは山小屋にある温泉なんだ。2時間くらい歩かないとたどり着かない秘湯だよ。標高2,150mの野天風呂は絶景だよ。
「本沢温泉」は通常の立寄り湯とは異なります。歩いてしか行くことのできない秘湯です。八ヶ岳の山歩き好きには有名な温泉で、日本最高標高の野天風呂として知られています。
本沢温泉を目指すならこちらも読んでハイキングの装備を備えて臨んでね。5月はまだ雪が残ってるから6月下旬頃から9月下旬頃までの季節がお勧めです。
「本沢温泉」は歩いてしか行けない秘湯
日本最高標高の野天風呂は小さな混浴
ちょっと気になるけど、野天風呂って混浴なの？
6人も入れば満員の小さな混浴だよ。女性は水着を着て入っている人がほとんどだね。
本沢温泉の野天風呂は山小屋からさらに20分ほど歩いた場所にあります。小さな風呂がありますが、特に目隠しになるようなものはありません。脱衣所もなく、皆風呂の横で服を脱いで風呂に入っています。
本沢温泉野天風呂からの風景。硫黄岳を見上げる絶景は本沢温泉ならでは。
お湯は白濁とした硫黄泉なのでお風呂に入ってしまえば裸でも気になりません。しかし女性は特に着替えが気になることでしょう。中には気にせず、、という豪快な人もいますが多くは水着を予め着用しているようです。山小屋などでお風呂に入りやすい軽装に着替えてから行くと便利だと思います。
山小屋から軽装でお風呂を目指す場合も靴だけはちゃんとしたトレッキングシューズで歩きましょう。約20分の登山道を歩くのでサンダルなどでは大変です。
2021年の豪雨で野天風呂への登山道が一部被害を受けています。復旧が進んでいますが事前に山小屋に確認してから訪れてください。(現在は復旧していて野天風呂にも入れます)
山小屋から野天風呂までは徒歩約20分。登山道を歩くのでお風呂に入りやすい格好であっても靴だけはちゃんとしたもので。
トレッキングの目的として本沢温泉を目指してみよう
最短の登山口からでも徒歩約2時間。日帰りも可能ですが山道を歩きますのできちんとしたトレッキング装備で訪れてください。
本格的なトレッキング装備が必要です。でもここの温泉はぜひ一度試してもらいたいですね。
こんな山道を歩きます。特に危険箇所はないのですが本格的なトレッキング装備で臨みたい道です。
山小屋に宿泊すれば2種類の異なる泉質の内湯も楽しめる
往復4時間以上も歩くなら、泊まりのほうが安心かなあ・・
本沢温泉には立派な山小屋があって空き次第では個室も利用できるよ。宿泊者は泉質が異なる2つの内風呂も楽しめるんだ。
山小屋では食事も付けられます。本沢温泉は山小屋と言っても立派な建物で、まるでひなびた温泉旅館みたいです。もちろん山小屋なので普通の旅館とは異なります。例えば消灯時間が早い、とか、相部屋が原則、とか。(詳しくはWebサイトで確認してください)
※2022年はコロナ対策のため原則個室宿泊となります。
本沢温泉の山小屋はまるで旅館のように立派。とはいえ山小屋なのでルールやマナーは事前に確認してほしい。
なのでここは万人にお勧めできる場所ではありません。ですが日本最高標高の野天風呂に興味がある人は是非挑戦してみてください。きっと病みつきになりますよ。
「本沢温泉」の基本情報
「本沢温泉」の情報をまとめてみたよ。トレッキングやハイキングが好きな人には是非訪れてみてほしいな。
- 住所：〒384-1301 長野県南佐久郡南牧村海尻 国定公園内
- 電話番号：090-3140-7312
- Webサイト：https://www.yatsu-honzawaonsen.com/
- 料金：1,000円※必ず山小屋で入湯券を購入してください。(山小屋宿泊者は無料)
- 山小屋へのアクセス：JR小海線 小海駅よりタクシーで本沢林道入口(約40分)へ。入口より徒歩約2時間
- 他にも多くのアクセスルートがあります。経験や体力に応じてプランを立ててください。
- 定休日：不定期なのでWebサイトで確認ください
- 泉質：含硫黄-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)
- 内湯：ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉温泉
その他の八ヶ岳南麓温泉巡りについてはこちらの記事も参照してみてください。
「本沢温泉」はどんな温泉なの？