八ヶ岳南麓二十四節気・大寒(だいかん)に大寒波がやってきた

冬の東沢大橋

八ヶ岳南麓の大寒に大寒波がやってきた

大寒(だいかん)はその前の小寒(しょうかん)と共に寒の内と呼ばれ、1年で最も寒い季節です。大寒に入った1月20日以降、天気予報やニュースは今年最強の寒波の話が続いています。

いよいよ今年(2023年)最強の寒気がやってきました。まさに大寒の八ヶ岳南麓、どんな感じなのでしょうか。

八ヶ岳南麓の一年の移り変わり。二十四節気を紹介します

八ヶ岳南麓は1年を通じて景色が美しいエリアです。春夏秋冬いずれの季節も味わい深い景色があります。そう言えば季節の移り変わりを示す暦として二十四節気がありますよね。八ヶ岳南麓の二十四節気はどんな風景なのか?と思いコラムにしてみました。

たまさん

暦どおりの気候ではないこともあると思いますが、その辺りも含めて発信していきます。

二十四節気とは?

二十四節気とは1年を四季(春夏秋冬)に分け、それをさらに6つの節に分けたものです。有名なのは春分・秋分、夏至・冬至などがあります。

やつがちゃん

他にも立春・立夏・立秋・立冬もよく耳にしますよね。

「季節」という言葉がありますが、正にこの四季と二十四節気の「季」と「節」を組み合わせることでその移り変わりがわかるのです。

二十四節気における大寒とは「春の前の一番寒い季節」

大寒は寒の内と呼ばれ一年で最も寒さが厳しい時です。立春前の冬真っ只中。雪が降ったり、一番寒い日が出るのもこの季節です。

やつがちゃん

寒の入りをしてから本当に毎日寒いです!朝起きるのが辛いー。

八ヶ岳南麓の大寒は?

大寒初日の1月20日、いつも通り寒いものの晴れているため日中はそんなに寒さを感じませんでした。1月24日から10年に一度の大寒波とのことで文字通りの大寒となりました。

大寒の八ヶ岳南麓

大寒になり寒さは厳しくなる一方。だけど空も山も美しい。この風景があるから冬の八ヶ岳暮らしが好きだ。

たまさん

朝の散歩でこの風景は素晴らしい。でも朝散歩する気になるかどうかは寒さ次第ですけどね。

七十二候という更に細かい暦も

日本の暦は二十四節気を更に細かく分類した七十二候というものもあります。これは3〜4日単位で季節の変化を記すものです。大寒の期間は「款冬華(ふきのはなさく)」、「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」、「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」の3つがあります。

款冬華(ふきのはなさく)はフキの花が咲き始める頃

款冬華(ふきのはなさく)とはフキの花、フキノトウが咲き始める頃、という意味です。1月20日〜24日頃を指します。

春の味覚、フキノトウは八ヶ岳南麓では野草として生えています。実は僕の家の庭にもフキノトウは勝手に生えてきます。去年は食べることはなく、やがてフキに育っていきましたが、今年は試しに食べてみようと思っています。

たまさん

でもまだ花どころか芽も出てきませんねー。まだセリとか福寿草の時期なんじゃないかなあ。

八ヶ岳南麓の款冬華(ふきのはなさく)は八ヶ岳おろしの強風がすごい

1月20日、毎年フキノトウが生える場所を見てみましたが、まだまだ土だけ。芽が出てくる様子はありませんでした。

フキノトウ

実際に八ヶ岳南麓でフキノトウが生えてきたのは3月中旬から。かなり暦とは離れてますね。

1月20日は夕方から急に気温が下がりました。夜からは八ヶ岳おろしが強く吹いて薪ストーブも逆流してしまいました。これが出ると家が焚き火臭くなっちゃうんですよね。

逆流する薪ストーブ。風が強いと上昇気流が煙突に入る風に負けてしまうことも。

薪ストーブについてはこちらの記事も参照してみてください。

薪ストーブとウイスキー

水沢腹堅(さわみずこおりつめる)は沢の水が凍る一番寒い頃

水沢腹堅(さわみずこおりつめる)は沢の水も凍りつく、最も寒い頃、という意味です。1月25日〜29日頃を指します。

まさにこの時期、10年に一度の強い寒波がやってきました。沢の水も凍る寒さになるかもしれませんね。

八ヶ岳南麓の水沢腹堅(さわみずこおりつめる)はマイナス13℃の大寒波

1月25日はまさに沢の水も凍りつくような寒さでした。明け方はマイナス13℃。日中も氷点下のままです。雪はそんなに多く降ってはいないのですがこの寒さで凍結が予想されるのでここからしばらくは運転は要注意ですね。

大寒の八ヶ岳南麓

ともかく寒かった八ヶ岳南麓。この日の清里周辺は日中でもマイナス10℃近かった。まきば公園にも冷たい雪が舞う

この期間八ヶ岳南麓では「寒いほどお得フェア」を開催しています。この期間はかなりの寒さが見込まれているので逆に八ヶ岳南麓でお得に楽しむのもいいかもしれませんね。

冬の八ヶ岳南麓
たまさん

僕も1月25日はマイナス12℃で30%offになる、っていうことで清里・萌木の村ROCKにカレーを食べに行きました。

鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)は鶏が卵を生み始める頃

鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)は冬の間卵を産まず体力を蓄えていた鶏が卵を生み始める頃だそうです。1月30日〜2月3日頃を指します。

最近はスーパーなどで年中卵を手に入れることができますが、かつては冬の間は卵を産まなかったのですね。大寒初日(1月20日)の卵には蓄えていた栄養が詰まっている、ということで大寒卵、という縁起物になっています。

鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)よりも早く大寒卵があるのも面白いですね。

八ヶ岳南麓の鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)は寒さのピーク

1月下旬の八ヶ岳南麓は最も寒さが厳しい季節です。大寒波の時からは少し穏やかになりましたがそれでも朝は氷点下、日中でも2, 3℃までしか上がりません。

でもこの寒さのおかげでゲレンデの雪質はいい感じです。1月30日に富士見パノラマリゾートに行ってきましたが八ヶ岳のゲレンデとは思えない雪で気持ちよく滑ることができました。

雪が止んで青空が広がっています。八ヶ岳ブルーとも呼ばれるこの青空が一番きれいな季節かもしれませんね。

冬の八ヶ岳の赤い橋こと東沢大橋の風景。青空と雪の八ヶ岳のコントラストが美しい。

冬の東沢大橋
たまさん

雪も時々降るんですが北杜市は積もることはないかな。富士見町とか原村は少し積もってるみたいですね。

八ヶ岳南麓の美しい一年を楽しもう

八ヶ岳南麓では春夏秋冬、各々の季節で美しい自然を見ることができます。暦と照らし合わせてみることで季節の移り変わりを、より強く実感できるのではないでしょうか。

八ヶ岳南麓で楽しめるアクティビティについてはこちらも参照してみてください。

実相寺の神代桜
やつがちゃん

八ヶ岳南麓暮らしの美しさを伝えられたら嬉しいな。