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北八ヶ岳はロープウェイでスノーハイキングが楽しめる
こんにちは。八ヶ岳にテレワーク移住している、たまさんです。このブログではワーケーションやテレワークについて書いていこうと思っています。
今回はスノーハイキングのプランについて紹介します。スノーハイキングはお手軽に雪山を楽しめるアクティビティで近年人気が高まっています。特にピラタス蓼科スノーリゾートを起点とした北八ヶ岳エリアにはレベルや時間に応じて選べるコースがたくさんあります。
ピラタス蓼科スノーリゾートを起点として楽しめる
今回はピラタス蓼科スノーリゾートのロープウェイを利用してスノーハイキングを楽しめるコースをいくつか紹介します。東京から直接ピラタス蓼科に向かう場合は中央道 諏訪ICが便利です。また中央本線 茅野駅から路線バスで行くこともできます。詳しくはピラタス蓼科のWebページを参照してください。
小淵沢周辺を朝出発すれば夕方に戻ってくることが十分可能です。日帰りで雄大な景色を楽しめるのでぜひ一度訪ねてみてください。
スキー場でスノーシューのレンタルも可能
ピラタス蓼科スノーリゾートではスノーハイキング用に道具のレンタルも行っています。スノーシューやスノーブーツ、ウェアを借りることができます。手袋やゴーグル等の小物はレンタルがなく購入となりますので事前に道具は準備しておくほうがよいでしょう。
スノーハイキングで必要な装備についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
北八ヶ岳は豊富なスノーハイキングコースを選べる
100人乗りの大型ロープウェイを使えばあっという間に雪山です。なお、ロープウェイ山頂駅には簡易トイレしかありませんのでロープウェイに乗る前にトイレを済ませておくことをお勧めします。山頂駅に付いたらスノーシューを履いて歩きはじめましょう!
ピラタス蓼科スノーリゾートのWebサイトにスノーハイキングマップ(PDFファイル)こちらも参考にしてコースを選んでみてください。なお、スノーハイキングに出かける時はイラストマップだけでなくGPSなどで現在位置を確認できる地図アプリなども持参してください。
ロープウェイを降りたらそこは標高2200mの雪山。まずは北八ヶ岳シンボルのキツツキに挨拶してスノーハイキングに出発しよう。
なお、ロープウェイ山頂駅はスキー場のゲレンデトップを兼ねています。スキーヤー、スノーボーダーも多く利用します。スノーシューを履く場合は周囲を確認して広い場所を選びましょう。
坪庭周回コースは初めてのスノーハイキングでも雪山を楽しめる
山頂駅の周辺は坪庭と呼ばれる岩の庭園です。冬は雪に覆われるため一面の雪原となります。坪庭を集会するコースは特に急斜面の上り下りもなく初めてのスノーシューが楽しめるコースです。
危険箇所もなく、天候に恵まれれば展望も開けけている。お気楽ながらも楽しめるコースです。坪庭〜縞枯山荘の往復コースで1時間程度見ておけばよいでしょう。
ロープウェイ山頂駅から周囲をちょっと歩くだけでも広い雪原や森の中コースなどスノーハイキングの醍醐味を楽しめる。
縞枯山荘ではクロスカントリースキーも楽しめる
縞枯山荘はロープウェイ山頂駅から20分程度で歩ける山小屋です。もちろん宿泊や食事などの休憩も可能ですがここではクロスカントリースキー(テレマークスキー)のレッスン、ツアーなども行っています。(ツアーなどは宿泊者のみ。詳しくは縞枯山荘のWebサイトを参照ください)
大きな三角屋根が特徴の縞枯山荘。山小屋として宿泊もできる。喫茶休憩にも便利だ。
縞枯山・茶臼山周回コースは絶景が楽しめる
縞枯山荘近くの雨池峠からは縞枯山・茶臼山への縦走も楽しめます。縞枯山荘からピストンで約3時間半程度。もしくは五辻を周って周回コースでロープウェイ山頂駅を目指すコースも選べます。
周回コースのほうが新鮮な景色を楽しめるのでお勧めです。このコースは2つの山頂への登りがあるのでちょっと辛いかもしれません。ひとつのピークは30~40分で登ることができるので途中で休憩を入れながら山頂を目指してみてください。
晴れていれば展望スポットからは遠く北アルプスも望める絶景です。なお展望スポットは崖になっているのであまり縁までいかないように気をつけてください。雪があると縁が分かりにくいので足元に気をつけて絶景を楽しんでください。
茶臼山は山頂には眺望がないがちょっと歩くと展望スポットがあり晴れていれば八ヶ岳や北アルプスが一望できる。
雨池で凍結した池の上を歩いてみよう
縞枯山荘から雨池峠を直進すると雨池という大きな池まで行くことができます。基本的には一本道をピストン往復するコースです。ロープウェイ山頂駅を起点として往復約3時間半程度です。
雨池は冬期は完全凍結し、その上に雪が積もるので大きな雪原のようになります。池の上ならでは開けた空間でスノーシューを楽しめるスポットです。
多少登り下りがありますがゆっくり歩いていけば特に危険箇所はないでしょう。
普段は池だからこそ広い雪原を楽しめる。完全凍結している季節ならではの雪原歩きも楽しんでみてください。
北横岳登頂にも挑戦できる
ロープウェイ山頂駅からは北横岳山頂を目指すこともできます。片道1時間半程度で山頂まで行けるので雪山登山の入門編として人気の山です。天候が安定していればスノーシューなどのスノーハイキングでも楽しめます。
山頂は強風が吹くことが多く、1,2月の厳冬期は荒れた天気も珍しくありません。山頂にガスが掛かっているなど天候が悪い時は無理をしないでください。スノーハイキングで楽しむならば3月の方が天候が安定するので楽しめるかもしれません。
北横岳山頂手前にある北横岳ヒュッテ。山小屋として宿泊もできる。喫茶休憩などで立ち寄ってみるとよいだろう。
北八ヶ岳のスノーハイキングはレベルに合わせてコースを選べる
ピラタス蓼科スノーリゾートを起点とした北八ヶ岳にはスノーハイキングのコースが豊富にあります。ここで紹介したもの以外にも白駒池まで歩いたり、自分でコースを考える楽しみもあります。まずは周回コースから経験を積み、段階的に新しいコースを試してみるのもいいですね。
スノーハイキングはお手軽に楽しめるものですが遊ぶ場所は自然の雪山です。ゲレンデ内のようにパトロールが管理している場所ではありません。きちんとした装備と計画で。悪天候の際は無理をせず。安全に楽しんでください。
その他の八ヶ岳南麓ハイキング情報についてはこちらの記事も参考にしてみてください。