八ヶ岳南麓二十四節気七十二候 〜暮らして分かる季節の変化〜

八ヶ岳の四季

八ヶ岳南麓の一年の移り変わり。二十四節気を紹介します

八ヶ岳南麓は1年を通じて景色が美しいエリアです。春夏秋冬いずれの季節も味わい深い景色があります。そう言えば季節の移り変わりを示す暦として二十四節気がありますよね。八ヶ岳南麓の二十四節気はどんな風景なのか?と思いコラムにしてみました。

たまさん

暦どおりの気候ではないこともあると思いますが、その辺りも含めて発信していきます。

二十四節気とは?

二十四節気とは1年を四季(春夏秋冬)に分け、それをさらに6つの節に分けたものです。有名なのは春分・秋分、夏至・冬至などがあります。

やつがちゃん

他にも立春・立夏・立秋・立冬もよく耳にしますよね。立春から始まる二十四節気を書いておきますね。

  • 一般に二十四節気は立春から始まります。このコラムは冬至から描き始めているので一年分埋まるのはだいぶ先になりますが許してください。

春(立春〜穀雨)の八ヶ岳南麓

実相寺の神代桜

春の八ヶ岳南麓は桜や桃の花が咲き美しい季節だ。

  • 雨水(2月19日〜3月4日頃)
  • 啓蟄(3月5日〜3月19日頃)
  • 春分(3月20日〜4月3日頃)
  • 晴明(4月4日〜4月18日頃)
  • 穀雨(4月19日〜5月4日頃)

夏(立夏〜大暑)の八ヶ岳南麓

夏は八ヶ岳南麓といえど暑い。でも空気が乾燥しているので東京ほど蒸し暑くはない。

  • 立夏(5月5日〜5月19日頃)
  • 小満(5月20日〜6月4日頃)
  • 芒種(6月5日〜6月20日頃)
  • 夏至(6月21日〜7月6日頃)
  • 小暑(7月7日〜7月22日頃)
  • 大暑(7月22日〜8月7日頃)

秋(立秋〜霜降)の八ヶ岳南麓

八ヶ岳南麓の紅葉

秋の八ヶ岳南麓は紅葉が美しい。標高を変えて訪れれば長く紅葉を楽しめるのも魅力。

  • 立秋(8月8日〜8月22日頃)
  • 処暑(8月23日〜9月7日頃)
  • 白露(9月8日〜9月22日頃)
  • 秋分(9月23日〜10月7日頃)
  • 寒露(10月8日〜10月23日頃)
  • 霜降(10月24日〜11月7日頃)
冬の八ヶ岳南麓

冬は寒さが厳しいが空気がきれい。実は冬の八ヶ岳暮らしが好きという人も多い。

冬(立冬〜大寒)の八ヶ岳南麓

  • 立冬(11月8日〜11月21日頃)
  • 小雪(11月22日〜12月6日頃)
  • 大雪(12月7日〜12月21日頃)

「季節」という言葉がありますが、正にこの四季と二十四節気の「季」と「節」を組み合わせることでその移り変わりがわかるのです。

七十二候という更に細かい暦も

日本の暦は二十四節気を更に細かく分類した七十二候というものもあります。これは3〜4日単位で季節の変化を記すものです。

ほんの数日でも季節の変化を感じられる七十二候。多くは草木や動物の変化を示しています。自然豊かな八ヶ岳ならば七十二候も感じられるかもしれない、と思っていますが果たして??

たまさん

多分八ヶ岳南麓は気温が低いのでちょっと七十二候とはズレると思うんですよね。その辺りも含めてお伝えしたいと思います。

八ヶ岳南麓の美しい一年を楽しもう

八ヶ岳南麓では春夏秋冬、各々の季節で美しい自然を見ることができます。暦と照らし合わせてみることで季節の移り変わりを、より強く実感できるのではないでしょうか。

やつがちゃん

八ヶ岳南麓暮らしの美しさを伝えられたら嬉しいな。