6月の八ヶ岳南麓おすすめハイキングコース・入笠山で初夏の花を楽しむ

入笠山のスズラン

入笠山は季節ごとの花がきれいな「花の百名山」

八ヶ岳南麓にテレワーク移住している、たまさんです。ここでは八ヶ岳南麓で楽しめるハイキングコースについて紹介します。今回は花の百名山である入笠山について書きます。

やつがちゃん

入笠山って花の百名山なんでしょ?この季節は何が楽しめるの?

たまさん

6月はレンゲツツジ、スズラン、アヤメ、クリンソウあたりがきれいだね。初夏の花を楽しもう

入笠山は花の百名山。季節ごとに異なる花を楽しむことができます。湿原ならでは豊富な花。そして季節ごとにピークとなる花が異なる自然のお花畑です。この季節ならではの花を楽しみましょう。

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入笠山ならゴンドラでお手軽にハイキングができる

入笠山へのアプローチは富士見パノラマリゾートからが便利です。冬はスキー場となるのでゲレンデトップまでのゴンドラを利用できます。ゴンドラを使えば10〜15分で入笠湿原の近くまで行くことができます。ここから山頂までは約1時間ですが花を楽しみながらのんびり時間をかけて行きましょう。

6月の入笠山でレンゲツツジ・スズラン・クリンソウ・アヤメを見よう

季節ごとに異なる花を楽しめる入笠山。6月はレンゲツツジ・スズラン・クリンソウ・アヤメなどがピークを迎えます。入笠湿原やマナスル山荘近くのお花畑に群生しているのでゆっくり時間をかけて散策してください。

まずは富士見パノラマリゾートゲレンデトップの山野草公園を散策

入笠湿原に直行する前にゲレンデトップ周辺にある山野草公園を散歩してみましょう。ここは人工的に管理された庭園ですが季節ごとの花を配置していて楽しめますよ。

やつがちゃん

6月上〜中旬はドイツスズランが満開で見事です!日本スズランは入笠湿原に自生していますよ

入笠湿原で6月の花を見て歩こう

この季節レンゲツツジが至るところで咲いています。山頂近くの森の中でも咲いているので何度も目にすることでしょう。あまり高木にならないのでじっくり花を見ることができます。鮮やかな花と緑のコントラストが美しいですよ。

入笠山のレンゲツツジ

色鮮やかなレンゲツツジ。湿原やお花畑のあちこちに群生している。緑とのコントラストが美しい。

6月の入笠湿原といえばスズラン

この季節なんと言っても目玉はスズランでしょう。数mmの小さな花が鈴なりになっているスズランが群生しているのは可愛らしいものです。富士見パノラマリゾートのゴンドラもすずらん号と名付けていてスズランの群生は見ものです。

入笠湿原は日本スズランの群生地。小さな花がたくさん鈴なりになっているのは可愛らしい。

入笠山の日本スズラン
たまさん

6月下旬だとちょっとピークは過ぎているけれど探すと少し残っていますよ

歩道脇はクリンソウの大群生地

この季節はクリンソウもピークを迎えます。入笠湿原にも自生していますが見どころはマナスル山荘への歩道脇にある群生地。圧巻とも言えるクリンソウの大群生地です。クリンソウは7月上旬まで楽しめます。

入笠山のクリンソウ

歩道脇にあるクリンソウの大群生地。ピンク色で連なるクリンソウは圧巻です。

やつがちゃん

クリンソウ大好き!鮮やかな花もきれいですが真上から見るときれいな輪になっていてかわいいですよ

まるで天然の庭園。入笠湿原のアヤメ

入笠湿原にはアヤメも自生しています。紫色の鮮やかな花でまるで天然の庭園のように咲いています。アヤメの紫やクリンソウのピンクが鮮やかに湿原を彩ります。

入笠湿原のアヤメはまるで天然の庭園。自生する花が日本庭園のように湿原を彩る。

入笠山のアヤメ

6月は山頂の眺望は期待できないかも

入笠山山頂と言えば富士山、八ヶ岳、日本3大アルプスと360°パノラマビューが人気です。ですが6月といえば梅雨時。多くの山が雲に隠れ、眺望は期待できないかもしれません。

その代わりこの季節だけの花の景色を楽しめます。入笠山は季節に応じて花や風景を変える山です。何度も訪れて季節の風景を楽しみましょう。

たまさん

この時期は梅雨空なので入笠山からの眺望は期待できないかも。そのかわり存分に花を楽しんでね

入笠山からの梅雨空

360°のパノラマビューが自慢の入笠山も梅雨時は山に雲がかかって眺望は期待できない。

入笠山ハイキングの注意点

入笠山の難易度

今回紹介する富士見パノラマリゾートからのコースは難易度🥾🥾。湿原だけなら難易度🥾です。特に危険箇所はなく、途中にはマナスル山荘などの山小屋があり休憩もできます。

ゴンドラを使えば、お昼からのハイキングでも楽しめます。

やつがちゃん

こんなに楽に登れて、素敵な風景を楽しめる山も少ないと思います

たまさん

入笠山は八ヶ岳南麓ハイキングの入門編。それでも何度行っても飽きない風景が素晴らしいですよ

(参考)ハイキングコース難易度の目安

たまさん

ハイキングの定義も人によってまちまちだけど、ここではこんな目安で考えています。

  • 日帰りで山歩きや森歩きを楽しめる(往復で2〜6時間程度)
  • 登山道や遊歩道が整備されている(ただしトレッキングシューズは必要)
  • 山頂を目指すコースもあるが山頂登頂にこだわらない

ハイキング、トレッキング、登山。似たような名前のアクティビティがありますが、いずれも明確な違いはありません。英語の”Hiking”はかなり秘境まで何日も歩く旅を差すこともあります。

ここでは「日帰り山歩き」をハイキングとして紹介します。中には山頂を目指すものもありますし、中にはトレイルを歩くだけのものもあります。いずれも自然の中でリフレッシュできるので、この機会にハイキングを始めてみてはいかがでしょうか。

たまさん

難易度はあくまで目安なので経験・装備・天候などを考慮して楽しんでね。

  • 難易度🥾:特に高低差は多くない。トレイルを歩く森林浴レベル
  • 難易度🥾🥾:登り下りがある。登山道を歩くレベル(登山口往復4時間程度まで)
  • 難易度🥾🥾🥾:登り下りがある。日帰り登山のレベル(登山口往復4時間以上)

(参考)ハイキングで必要な基本装備と服装

たまさん

ハイキングで必要な装備と服装の注意点を簡単にまとめてみたよ。参考にしてみてください。

高尾山ハイキング
ハイキング

入笠山へのアクセス

富士見パノラマリゾートへのアクセスを紹介します。車で行くのが便利ですが電車でも中央本線・富士見駅からバスまたはタクシーでも行くことができます。

(参考)ゴンドラを使わない場合は沢入の駐車場から歩く

今回は富士見パノラマリゾートからゴンドラを使うコースを紹介していますが、入笠山はゴンドラを使わなくても登ることができます。その場合は沢入駐車場に車を停めて入笠湿原まで歩きます。登りで約1時間。慣れてきたらこちらも試してみてはいかがでしょうか?

たまさん

沢入登山口はゴンドラ利用時とは場所が異なるので注意してください。富士見パノラマリゾートからは徒歩での登山はできません

その他の八ヶ岳ハイキング情報についてはこちらの記事も参照してみてください。

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